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記事ID:291
区分:プログラム  |  分類:VB  |  最終更新日:2014/06/20
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【VB】Left/LeftB関数
関連タグ:VBA, VB6, VB.NET, 関数, 文字列, 先頭, 前, 左, 最初, 一部, 取得, 抜き出し, 抜き取り, 切り取り
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VB6関連技術まとめ > VB関数一覧 > 【VB】Left/LeftB関数

指定文字列の左端(先頭)から、指定数分の文字列を取得する関数です。

関数仕様

構文 Left(string, length)
引数
引数 省略 説明
string 不可 任意の文字列式を指定します。
length 不可 切り出す文字列の文字数を指定します。
戻り値 バリアント型(内部処理形式 String の Variant)

 

この関数は、引数指定した文字列の左端(先頭)から、指定数分の文字列を取得し、その値をバリアント型(内部処理形式 String の Variant)で返します。 切り出す文字数に、指定文字列の文字数以上の数値を指定した場合は、文字列がそのまま返ります。 負数を指定した場合は実行時エラーが発生します。 また、0 を指定した場合は長さ 0 の文字列("")が返ります。 なお、指定文字列内に Null 値が含まれていた場合、この関数はエラーとはなりません。 Null 値をそのまま返します。

 

この関数は関数名に型宣言文字「$」を付けることで、戻り値を明示的に文字列型(String)にすることもできます。

strData = Left$("abcde", 3)

※ 型宣言文字「$」は関数名の最後に付けます。

動作検証

条件 動作結果

半角文字列を指定した場合

Left("abcde", 3)

abc

全角文字列を指定した場合

Left("あいうえお", 3)

あいう

全角と半角が混じる文字列を指定した場合

Left("abあいcdeうえお", 5)

abあいc

文字列の文字数を超える数値を指定した場合

Left("abcde", 6)

abcde(※1

LeftB()関数でバイト数を指定した場合

LeftB("あいうえお", 4)

あい(※2

切り出し文字数に負数を指定した場合

Left("abcde", -1)

実行時エラー

文字列にNull値を指定した場合

Left(Null, 1)

Null(※3

※1 指定文字列の文字数を超える数値を指定した場合は、文字列がそのまま返ります。

※2 LeftB() 関数はバイト数を指定する為、2 バイト文字列に 4 を指定した場合、左端の 2 文字(4 バイト)が返ります。

※3 この関数は Null 値を指定してもエラーとはなりません

派生関数

この関数には以下の派生関数があります。

関数 説明

LeftB

指定文字列をバイトデータとして扱い、文字列の左端から指定数分のバイトデータを取得します。

類似関数

この関数に類似する機能をもつ関数は、以下のものがあります。

関数 説明

Right

文字列の右端から、指定数分の文字列を取得する。

Mid

文字列の指定位置から、指定数分の文字列を取得する。

注意事項

  • VB.NET 以降では LeftB 関数はサポートされていません。(廃止されました) 

サンプルコード

Sub Sample()
    Dim filename As String
    filename = "testfile.xxx"
    Debug.Print Left(filename, InStr(filename, ".") - 1)  ' ファイル名を返します
End Sub

※ 上記サンプルは InStr() 関数で「.(ピリオド)」の位置を特定し、文字列の先頭から「.」の前までの文字列を取得しています。

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